遺品整理、どのようにすればいい?詳しく解説

大切な家族が亡くなったとき、故人の持ち物を整理しなくてはなりません。

しかし、どこから手をつけてよいのかわからず困ってしまう人も少なくありません。場合によってはトラブルになってしまうこともあるので、今回は遺品整理の仕方や業者の選び方などについて紹介します。

1. 遺品整理と不用品回収の違い

遺品の整理をする際、不用品回収との違いがよくわからずトラブルになることがあります。どちらも必要がなくなったものを整理・回収するものですが、不用品回収業者はその商品を引き取りに来るだけなので、依頼者側で必要なものと必要でないものを仕分けなければなりません。

1-1. 不用品回収専門を利用した場合はデメリットもある

遺品を整理するとき、不用品回収専門業者を選んだ場合、価値のあるものに関しては買い取ってもらえます。しかし、業者が買い取らなかった場合は回収されるため、逆に費用を支払わなくてはなりません。さらに回収業者は通常業務として遺品を「商品」として扱うので、業務的な対応をされてショックを受けることもあります。

1-2. 遺品整理はプロが遺品を大切に扱う

遺品整理を行う業者に依頼した場合、その業務は回収だけに終わりません。遺品の中から価値があるものを見つけ、丁寧に仕分けてくれます。家具やテレビなど大型家財などは、年式やその価値を見ながら説明をしてくれます。
故人が愛用していた日用品などは、商品としての価値が低いとしても、家族にとっては宝物のようなものです。遺品整理の最中に気持ちがこみ上げてしまうこともあるので、傷ついた心に寄り添ってくれる温かみのある業者に頼むようにしましょう。

2. 遺言書の確認

業者選びも大切ですが、その前に故人の遺書や遺言がないか確認しましょう。遺書などが残されている場合、法的な効力が発生するため、その手順に従わなくてはなりません。例えば、家族以外のだれかに遺品の一部を渡すように書かれているのに、それを無視して処分した場合、大きなトラブルになりかねません。
特に資産価値が高いようなものは、その処理の仕方について書き残していることが多いので、遺言書の確認は重要です。遺言書がない場合でも日記などに書き記している場合もあるので、それらもチェックしておいた方がよいでしょう。

3. 業者選び

自分で遺品を整理できるのかできないかによって、業者の選び方が変わってきます。故人のものを触ってほしくない場合は、自分で整理をしてから回収だけを行う回収業者への依頼することになります。何から手をつけてよいのかわからない、早めに整理しなくてはならないという場合は、遺品整理業者にコンタクトを取るようにしましょう。
最近はホームページなどで手軽に探すことができます。料金はもちろん、経験が豊富な業者なのかをチェックしておくべきです。またブログなどで、遺品整理を行った事例などを載せているケースもあるので、それらも読んでおきましょう。
また、回収業者や遺品整理業者には、法律もよって許可や届出といった対応が義務づけられています。悪徳業者を選ばないためにも、こちらもきちんと確認しておきたいポイントです。
連絡をすると、担当者の方が見積もりを用意してくれます。業者によっては、見積もりを出さないところもあるので、注意しましょう。書面に残さないと、理由が不明確な追加料金を要求されてしまうことがあります。
トラブルを回避するためにも、きちんとメールまたは書面での金額提示をしてもらうのはとても重要です。見積もりの内容に納得し、信頼できると業者と判断できた後は日程を決めていきましょう。

3-1. 日程の決め方

日程を決めるときは、家族や親せき、友人などの都合も考えるようにしましょう。故人が特に親しくしていた人がいるのであれば、その人たちと一緒に作業することで余計な問題も回避できるようになります。仮にスケジュールが合わなかった場合は、メールなどで伝えておきましょう。

3-2. コロナ禍での遺品整理

コロナ禍で連絡が取りにくくなり、大切な家族が孤独死をしてしまったというケースも増えています。消毒や殺菌作業なども行っている業者もあるので、感染が心配で手がつけられていないという方も、悩まずに相談するようにしましょう。

4. まとめ

遺品整理は繊細な作業であり、通常の不用品回収とは異なります。故人や家族の気持ちを大切にしながら、慎重に行わなければなりません。精神的にも大変な作業になるため、信頼できる業者選びが重要です。

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